松浦市議会 2022-06-01
令和4年6月定例会(第1号) 本文
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時 開会
◯ 議長(
谷口一星君)
おはようございます。
出席議員は全員であります。
これより令和4年6月
松浦市議会定例会を開会いたします。
議事に入ります前に、4月の人事異動により課長等の交代があっておりますので、この際、副市長から紹介をお願いいたします。
2 ◯ 副市長(宮原宗尚君)
おはようございます。
令和4年4月1日付で課長級へ昇任した者、または所属が変更になった課長等につきまして、4月の臨時会で紹介をした者を除いて紹介をさせていただきます。
(
理事者紹介)
会計管理者兼会計課長 星 野 真 嗣
農業委員会事務局長 福 守 剛
監査委員事務局長兼
選挙管理委員会事務局長
森 田 俊 行
生涯学習課長 中 野 正 和
福島支所長 志 水 巧
鷹島支所長 坂 本 秀 樹
市民生活課長 嘉 松 正 仁
以上でございます。よろしくお願いいたします。
3
◯ 議長(
谷口一星君)
新たに課長等になられた方におかれましては、今後さらなる市政推進のため尽力されることを期待いたします。
ここで
今期定例会の
議事運営について協議のため、去る6月3日に
議会運営委員会が開催されましたので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
4
◯ 議会運営委員長(和田大介君)(登壇)
おはようございます。
今期定例会の
議事運営について協議のため、去る6月3日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果を御報告いたします。
会期日程につきましては、本日から6月22日までの13日間といたしております。
今期定例会に提出されます案件は、補正予算6件、その他の議案6件、報告2件、陳情3件の合計17件となっております。
本日は、会期の決定、
会議録署名議員の指名、議長の報告、
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙、市長の
市政概況報告、
常任委員会の
行政調査報告、
常任委員会及び
特別委員会の中間報告を行います。
続いて、市長提出の諸事項報告、
市長提出案件の上程・説明・審議及び
主管委員会への審査の付託を行います。
なお、
市長提出案件のうち、議案第52号、議案第53号の「専決処分の承認について」及び議案第54号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第2号)」の以上3件については、
委員会付託を省略して初日に全員審査とすることにしております。
次に、陳情の受理報告を行います。
明日11日と12日は土曜、日曜のため休会といたしております。
市政一般質問は、
質問通告者が11名であり、13日、14日及び15日の3日間といたしております。
質問要領につきましては、質問時間は答弁を含めて1人60分以内とし、関連質問は本質問者と同一会派に属する議員にのみ認めるものとし、本質問者の時間の範囲内で1人当たり5分以内、今会期中1回限りとしておりますので、よろしくお願いいたします。
16日、17日及び20日は各
常任委員会を開催することといたしております。
18日、19日は土曜、日曜のため、21日は
事務整理日のため休会とし、22日を最終日といたしております。
最終日には、各
常任委員会付託案件について
委員長報告・採決を行うとともに、
市長提出案件として同意案1件の追加上程を行います。
なお、追加案件の同意案1件につきましては、
委員会付託を省略して全員審査とすることといたしております。
以上、
議会運営委員会の協議結果を御報告いたします。(降壇)
5
◯ 議長(
谷口一星君)
これより議事日程第1号により本日の会議を開きます。
日程第1 会期の決定
を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は本日から6月22日までの13日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は本日から6月22日までの13日間と決定いたしました。
なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しております
会期日程表によることといたしますので、御了承を願います。
次に、
日程第2
会議録署名議員の指名
を行います。
会議規則第87条の規定により、
会議録署名議員に
6番
武部周清議員
8番 神田議員
を指名いたします。
次に、
日程第3 議長の報告
につきましては、報告書を各議員に配付いたしております。
また、
関係資料等は事務局に備えておりますので、御参照いただきたいと思います。
次に、
日程第4
選挙管理委員会委員及び補充員の
選挙
を行います。
本件につきましては、現在の委員の任期が6月20日までで満了することから、
地方自治法第182条第1項並びに同条第2項の規定により議会において選挙するものであります。
お諮りいたします。
選挙の方法は
地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長において指名することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
それではまず、
選挙管理委員会の委員については青木孝一君、近藤肇君、坂本誠君、有浦良光君の以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名を
選挙管理委員会委員の当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました青木孝一君、近藤肇君、坂本誠君、有浦良光君の4名が
選挙管理委員会委員に当選されました。
次に、
選挙管理委員会の補充員について指名いたします。
補充員に前田治義君、
柴田則史君、
植村是徳君、
金井田修君の以上4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名を
選挙管理委員会の補充員の当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました前田治義君、
柴田則史君、
植村是徳君、
金井田修君の4名が
選挙管理委員会の補充員に当選されました。
なお、補充員の順位につきましては、ただいま指名いたしました順序によりたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、補充員の順位は指名のとおりと決定いたしました。
次に、
日程第5 市長の
市政概況報告
について説明を求めます。
6 ◯ 市長(友田吉泰君)(登壇)
おはようございます。
本日、ここに令和4年6月
市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御出席を賜り厚くお礼を申し上げます。
4月28日、松浦市
名誉市民宮本正則元鷹島町長が御逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
宮本元町長の残された偉大な御功績に心からの敬意を表しますとともに、その御遺志を引き継いで、松浦市のさらなる発展に力を尽くしてまいります。宮本元町長の安らかなる御冥福を心からお祈り申し上げます。
去る5月23日、
長崎県知事及び
県議会議長に対し、「
鷹島神崎遺跡の保存と活用について」、「
水産物輸出拡大施設整備事業により再整備を行った
松浦魚市場を核とする加工・
物流拠点整備のための新たな用地造成について」など本市の重要課題12項目について、谷口議長と共に要望を行いました。市議会の御協力に感謝申し上げます。
さて、
新型コロナウイルスワクチン接種については、現在3回目の追加接種と5歳から11歳までの小児への初回接種を進めております。4回目接種については、対象者のうち、まずは
高齢者施設等の入所者、入居者の方へ6月中に開始できるよう準備を進めております。
また、市内経済の活性化を図るため、
プレミアム率40%の「第4弾
プレミアム付商品券事業」及び
プレミアム率50%の「
チームナガサキセーフティ認証店利用促進事業」を実施することとし、7月1日から商品券及び利用券の販売を開始することとしております。
それでは、開会に当たり、前回の定例会以降の市政の重要事項と今後の取組につきまして概況を御報告いたします。
1.学び育てるまち
小中学校の整備については、
今福小学校校舎大
規模改修工事及び
鷹島中学校普通教室棟校舎解体工事の契約を5月2日に締結し、工事着手に向けた諸準備を進めております。施工期間中は児童生徒の安全の確保はもとより、学習環境に最大限配慮し、年内完成に向け整備などを進めてまいります。
なお、令和3年度から施工していた
鷹島小学校旧
校舎解体工事については5月末で完了いたしました。
学校教育については、小学校7校において5月15日と29日に運動会を開催いたしました。本年度も
新型コロナウイルス感染症対策のため、日程を半日に短縮して実施しております。
また、松浦市
中学校総合体育大会球技武道大会は、保護者の応援人数の制限や
健康チェック表の提出などの
感染対策を行った上で、5月22日に開催いたしました。
なお、
市中学校総合体育大会陸上競技大会についても、6月19日に同様の
感染対策を行いながら開催する方向で準備を進めております。
社会教育の推進については、コミュニティ・スクールの取組を推進している上志佐地域及び
福島地域において、地域と学校の共通目標を達成するための新たな試みとして、
地域学校協働活動推進員をそれぞれ1人ずつ配置いたしました。
地域学校協働活動が地域全体で
子どもたちの
学びや成長を支えるとともに、
地域課題解決に向けた連携、協働につながり、持続可能な
地域社会の足がかりとなることを期待しています。
スポーツの振興については、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う練習の自粛や練習内容の変化に対応しながらも、
子どもたちが県大会や全国の舞台で上位進出を果たしています。
松浦高等学校なぎなた部は、3月に兵庫県で開催された令和3年度
全国高校選抜大会なぎなた競技女子団体において、昨年夏のインターハイに続いて5位入賞を果たしました。
また、5月に大村市で開催された
高円宮賜杯第42回
全日本学童軟式野球大会長崎県大会では
松浦少年野球クラブが優勝を果たし、8月に東京都で開催される全国大会への切符を手にしました。
低所得の
子育て世帯への
生活支援については、児童1人当たり5万円を支給する「
子育て世帯生活支援特別給付金」を、低所得の
ひとり親世帯には6月末から、その他の低所得の
子育て世帯には7月末までに支給を開始したいと考えており、今議会に
関係予算を計上しております。
保育所などの入所状況については、5月1日現在で市内15か所の施設に市外の児童を含む680人、保護者の勤務先の都合などによって市外の12か所の施設に18人が入所しており、現在のところ待機児童は発生しておりません。
また、
鷹島保育園の大規模改修については、国の
保育所等整備交付金を活用し支援することとしており、現在手続を進めております。
2.誇れるまち
「
アジフライの聖地 松浦」については、4月27日に宣言から3周年を迎えました。同日には、昨年度、本市とタイアップした食に特化した雑誌「dancyu」が東京駅に初めて食堂をオープンし、松浦産のアジを使用した
アジフライ定食を提供されております。
また、5月17日には全国放送で「
アジフライの聖地 松浦」が紹介されるなど、これまでの取組の効果が現れてきております。今後も「
アジフライの聖地 松浦」の取組を通して市外需要の獲得につながるよう、さらなる
認知度向上に努めてまいります。
福島町
観光宿泊施設については、新たな
指定管理者となった
株式会社ベストアメニティホールディングスが、「福之
島Hotel&Resort TSUBAKI」として3月30日にグランドオープンいたしました。地元の食材を使ったランチの提供や小グループのお昼の会食に対応するなど、宿泊に限らず気軽に利用できるようなサービスの提供を行っており、徐々に市内外からの利用や問合せが増えてきております。事業者も独自にCM広告を行うなど集客への取組を進めており、今後再開が予定されているGo To トラベルとの相乗効果で
利用客増加につながることを期待しているところです。
観光振興については、
ウイズコロナ・アフターコロナを見据え、宿泊割引や
クーポン券を発行し誘客につなげることを目的とした
宿泊キャンペーン支援事業について、今議会に
関係予算を計上しております。
物産振興については、4月23日から24日まで開催された博多大丸の「
九州探検隊魅力発信マルシェ」や、5月14日に開催されたV・
ファーレン長崎 松浦市
サンクスマッチへ出展し、「松浦の極み」など本市産品のPR活動を行いました。
体験型修学旅行事業については、「
県内体験型旅行利用促進事業」などの
支援事業を開始いたしました。
市内小中学校や市民への回覧、
県内情報雑誌への掲載などを通して広く利用を呼びかけているところです。
さらに、長期にわたり受入れを行っていない
体験インストラクターの技術継承などの研修、
モニターツアーの受入れなど再開に向けた
体制整備強化事業について、今議会に
関係予算を計上しております。
鷹島海底遺跡については、
一石型木製いかりの
引揚げ事業に係る
発掘調査を9月中旬から10月上旬に実施すべく準備を進めております。さらに、クラウドファンディングで御支援をいただいた方々の
見学ツアーも10月1日と2日に実施することとし、調整を進めております。
発掘調査の成果を公表することによって
鷹島海底遺跡の重要性をアピールし、将来的には元寇船の引揚げに結びつけたいと考えております。
また、本年3月に文化庁が
水中遺跡調査のマニュアルとなる「
水中遺跡ハンドブック」を発行いたしました。
ハンドブックには、
鷹島海底遺跡の調査・研究の事例や画像などが随所に紹介されております。今後、文化庁におかれましては、
ハンドブックを含め水中遺跡の周知活動に取り組まれることとなっており、本市も積極的に協力することといたしております。
ふるさと納税については、令和3年度中に全国からお寄せいただいた寄附件数が対前年度比124.8%の9万6,703件、寄附額が対前年度比117.2%の約11億2,180万円となっております。本市の取組をさらに強化するため、本年5月、寄附額が上位の自治体4か所を視察いたしました。また、返礼品のさらなる充実に向けて、
市内事業所への個別訪問を継続しております。
本市の魅力発信については、5月27日から29日まで
渋谷キャストで開催された「
ふるさとビールパーク&マルシェ」に参加し、
ふるさと納税返礼品の試食、展示販売を行いました。今後も
各種イベントやSNSなどを通じ、本市の魅力ある情報を全国に発信してまいります。
3.仕事をつくるまち
赤潮対策については、4月19日から週1回、福島周辺で海水を採取し、赤潮の原因となる
プランクトンの監視を行っています。現在のところ赤潮は発生しておりませんが、今後、
プランクトンの細胞数に増加の傾向が見られた場合は、監視回数を週2回に増やすなど監視を強化する計画といたしております。
漁業就業者の確保については、新たに漁業への就業を希望される方が星鹿地域に2人、今福地域に1人おられますので、活用を予定している県や市の
補助事業について今議会に
関係予算を計上しております。
松浦魚市場については、3月29日付で「
EU等向け輸出水産食品の取扱施設」の認定を受け、4月15日に
農林水産省輸出・国際局おいて認定書の交付式が開催されました。今後は
EU-HACCPの取得について広くPRするとともに、本格的に
輸出拡大の取組を推進してまいります。
また、
アジフライの聖地の取組を起点に、親しみやすい開かれた魚市場として、
ウイズコロナ・アフターコロナ下で本市へのさらなる誘客の促進を図り、経済活動の回復へつなげるための
PR事業について今議会に
関係予算を計上しております。
新たな
水産加工団地の用地造成については、4月21日に
県北振興局港湾漁港第二課の職員の方々と
事業実施に向けた勉強会を開催しております。県事業での事業化に向けて、引き続き関係者との調整を図りながら、県と連携して取り組んでまいります。
農業経営の安定化については、水田のフル活用と併せ、需要に応じた米の生産ができるよう、生産者への情報提供を行いながら
経営支援の取組を行ってまいります。
なお、本年度の
経営所得安定対策交付金制度の受付については、関係機関の御協力を得ながら、5月10日から26日まで各支所などで実施いたしました。
園芸振興については、5月5日に「松浦の
極みフェア」として
キンショーメロンまつりを開催し、準備した800ケース余りを完売いたしました。
葉たばこ廃作に伴う作付転換の支援については、
耕作放棄地の発生を防ぐため、廃作農地の
利用促進や作付転換の円滑な実施に向けて生産者と協議を行い、今議会に
関係予算を計上しております。
畜産振興については、本年10月に開催される
全国和牛能力共進会鹿児島大会に係る長崎県
北地域予選が4月14日に
平戸口中央家畜市場で行われ、5区・
高等登録群の部で志佐町の市山浩司さんの「やすさち号」、「はるさち号」、「ゆりさち号」の3頭と、6区・
総合評価群の部で鷹島町の山本鉄美さんの「さくら号」が、難関を突破し、長崎県代表の候補牛に選ばれました。現在は、7月7日に開催される長崎県の
代表牛選考会で県代表に選出されるよう、市内各
和牛改良組合、農協と連携し、候補牛の
管理支援を行っているところです。
農産物の振興については、福島町におきまして、農産物の直売をメインにした「
うるうる福島」という組織が5月13日に立ち上げられました。会員自らが栽培から販売までを行い、
耕作放棄地を活用した栽培面積の拡大や契約栽培による経営の安定・所得増大を目指し、6月18日から毎週土曜日の午前中、旧Aコープの敷地で営業を始められます。
農業分野における
新型コロナウイルス感染症対策については、
農地利用効率化等支援事業といたしまして、
農業経営の継続、農地の利用が将来的に見込める経営体に対し、農業機械や施設の整備などに際し補助を行うこととしており、5月末までに23経営体が申請されています。農作物の消費拡大及び需要拡大に向けては、
キンショーメロン、イチゴなどを活用した新たな加工品の試作など、6次産業化に取り組む農家への支援を実施しております。
また、農業を通した食育、
地域産業の体験を目的として「
親子農業体験塾」を
まつうら党交流公社に委託して実施することとし、市内の小中学校を対象に希望者の募集を行いました。
さらに、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、在庫の滞留、市場価格の低迷などを受けている農産物の学校給食への提供や、木材の活用を図ることによって
当該生産者を支援するため、今議会に
関係予算を計上しております。
企業誘致については、
東部工業団地への視察を5月に1社受け入れております。今後も長崎県
産業振興財団と連携を図りながら誘致活動に取り組んでまいります。
地場企業の支援については、人材確保の取組として、6月15日に
長崎県立松浦高等学校の3年生40人を対象に
企業見学バスツアーを実施する予定です。
再生可能エネルギーの導入推進については、民間主体による導入拡大が重要であることから、
民間事業者による公共施設やため池への
太陽光発電の導入、
営農型太陽光の導入など本格導入に向けた
土台づくりのための調査・研究業務を行うこととしております。現在、5月20日から6月17日まで事業者の公募を行っており、6月24日に
企画提案書などの審査を実施し、
委託事業者を決定することといたしております。
新型コロナウイルス感染症の影響による市内の経済対策については、
まん延防止等重点措置の適用に伴う営業時間短縮要請に協力された飲食店など89事業者(92店舗)に対し、総額1億1,031万円の協力金を交付いたしました。
また、営業時間短縮要請などの影響によって売上げが減少している
市内事業者に対しては、国の
事業復活支援金に加え、市独自の
事業復活支援金制度を実施しており、5月30日現在、29件の申請を受け付け、総額306万407円を支給しているところです。
4.未来へつづくまち
マイナンバーカードの普及促進については、4月末現在で交付件数9,409件、交付率は対前年比13.04ポイント増の42.5%となっております。これまでと同様に
新型コロナウイルス感染症の対策を講じながら、
市内事業所への訪問申請や、
カード交付時の窓口において
マイキーID設定支援を行うなど、引き続き国の方針などを踏まえながら交付率の向上に向けた取組を進めてまいります。
西九州自動車道松浦佐々道路については、
国土交通省において過去最大となる約99億円の本年度当初予算が措置され、さらなる
事業進捗が期待されます。本市の志佐・御厨地域におきましてはトンネルや橋梁などの大型工事が順調に進捗中であり、引き続き工事に伴う地元調整など全面的に協力しながら、早期完成につながるよう
事業推進に努めてまいります。
旧
養源小学校跡地の活用については、福岡市の
美術教室運営事業者が日本財団の助成を受けて実施される「海の学び舎」(海と日本2022)において、木造校舎を試験的に活用する「
松浦学校共生プロジェクト」を市共催によって実施することといたしております。本年度は福岡県在住の小中学生など約40人が、8月に2回、12月に1回、それぞれ3泊4日の行程で自然体験や創作活動を行う予定です。
5.安心・幸せのまち
新型コロナウイルスワクチン接種については、5月30日時点での3回目の接種率が68.0%となっております。今後も医療機関との連携を図りながら、円滑な
ワクチン接種を進めてまいります。
健康増進、
健康づくり事業については、昨年度に引き続き予約制での住民健診を実施しており、6月7日の
鷹島地域を皮切りに、
福島地域、
松浦地域と7月8日まで順次実施してまいります。住民健診など市が実施する
健康事業に市民の皆様に積極的に参加していただくことで、「自分の健康は自分でつくり、守る」という意識を高めていきたいと考えております。
子宮頸がん予防接種については、積極的な接種勧奨を控えていた平成9年4月2日から平成18年4月1日までの間に生まれた女子を対象に、接種機会の確保の観点から定期接種として
キャッチアップ接種を実施しております。
不妊治療費助成については昨年度9組の夫婦に助成し、うち3組の妊娠、出産につながっております。また、産後ケアの助成事業については、昨年度9人の産婦が利用しております。今後も子育て世代包括支援センター「だっこだっこ」の取組を中心に、安心して妊娠、出産及び育児ができるまちづくりの実現に努めてまいります。
高齢者福祉については、高齢者のスポーツの祭典である第19回長崎県ねんりんピックが、5月14日と15日の2日間、県内の各会場において開催され、熱戦が繰り広げられました。本市からも5競技に47人の選手が出場され、バウンドテニス競技の団体ダブルス戦及びBTラリー戦で優勝、水泳の2種目で第1位となるなど好成績を収められました。
わくわく・おでかけ
支援事業については、高齢者、障害者の方の外出と生きがいづくりを支援するため、5月9日からわくわく・おでかけ券の交付を開始いたしました。5月30日現在、対象者6,944人に対し2,804人、おおむね40%の交付申請があっており、引き続き周知を行っております。
なお、本事業は開始から11年目となることから、この10年間における市民のニーズの変化に対応するため、本年度は高齢者の皆さんや関係団体の御意見を踏まえながら、本事業の在り方を検証してまいりたいと考えております。
第8期介護保険事業計画に基づく小規模多機能型居宅介護事業所の公募については、応募期限までに1事業者の応募があり、6月下旬の選定委員会を経て施設整備事業者を決定いたします。
県営事業で進められている不老山山腹の地滑り災害における斜面対策工事については、令和3年8月豪雨で再被災し、不老山総合公園の利用ができない状況が続いておりますが、被災直後から調査設計が進められ、対策工法の決定に係る国との協議が調い、工法が決定したため、工事の発注に向けた準備が進められております。
また、星鹿城山山腹で発生している地滑りについては、昨年8月の豪雨によって地滑り滑動が活発化し、地滑り防止区域内の市道城山線も通行不能となり、山頂公園へのアクセスができない状況となっておりますが、現在、県営事業による地滑り対策工事が進められております。
両事業ともに長期間を要する事業であるため、両公園の利用までにはかなりの期間を要する状況ですが、利用を待ち望む市民の皆様も多いことから、事業の進捗などについて適宜広報に努めてまいります。
国土調査事業については、志佐町赤木免の一部及び御厨町大崎免について、7月から一筆地調査を進めることといたしております。
障害者福祉については、第22回長崎県障害者スポーツ大会が長崎県立総合運動公園ほか5会場において5月29日に開催されました。本市からは、陸上競技100メートルやソフトボール投げなどの投てき競技、ユニカールなどに21人の選手が出場され、それぞれの競技において健闘されました。今後も障害者スポーツを奨励し、障害がある人の積極的な社会参加を促してまいります。
戦没者慰霊祭については、市内3地区において規模を縮小した上で執り行われました。
市内全域の公共交通については、昨年度末に策定した「松浦市地域公共交通計画」に基づき、本年度から5か年計画で事業を実施することといたしております。本年度は、
福島地域において、交通不便地区の解消などを目的としたデマンド型乗り合いタクシーを導入するため、昨年度に引き続き、福島地区陸上交通対策分科会の開催や運行事業者との協議など必要な準備を進めることとしており、令和5年度中の着実な運行開始に向け取り組んでまいります。
常備消防については、5月29日に長崎県総合防災訓練が実施され、大雨と地震発生によって甚大な被害が発生したという想定の中、松浦市消防団をはじめ79の関係機関、703人が参加し、大規模災害時の即応体制の確立を図りました。今後も自然災害に備え、防災関係機関との連携強化に努めてまいります。
非常備消防については、4月23日に令和4年度松浦市消防団辞令交付式を消防本部で執り行い、新入団員21人、階級変更者117人、機能別団員75人に辞令を交付しました。
消防団員数については毎年減少傾向であることから、加入促進を図り消防団員の確保に努めてまいります。
下水道事業については、調川町江口地区(国道204号)の幹線管渠布設工事を発注いたしました。また、下水道の接続率は、4月末現在、対前年比5.61ポイント増の77.44%となっております。今後も下水道の接続推進、生活環境向上の取組に努めてまいります。
6.皆でチャレンジするまち
地域版未来会議については、対話によるまちづくりを推進するため、昨年までに出されたアイデアなどを具体的に形にすることを念頭に、6月28日から7月7日まで市内東部4地域において開催することといたしております。地域の方々と市との協働により具現化へ向け検討するとともに、地域運営組織の立ち上げに向けた機運醸成を図ってまいります。
「小学校区を対象とした協働によるまちづくり」については、モデル地区である調川地域において「まちづくり運営協議会」の設立を目指して、5月28日に準備会が立ち上がりました。今後は地域の方々と共にまちづくり計画策定などの支援をしてまいります。
7.補正予算について
今回の
一般会計補正予算については、低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金、
新型コロナウイルス感染症に係る市内経済の回復と活性化に要する経費及び過年発生災害復旧費の計上、人事異動等に伴う人件費の調整などであり、主なものを巻末に資料として添付いたしております。
補正前の額 180億3,400万9,000円
今回補正額(2号・3号合計)
1億1,646万4,000円
計 181億5,047万3,000円
となります。
以上、市政概況を申し上げましたが、議員皆様には一層の御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
7
◯ 議長(
谷口一星君)
次に、
常任委員会の
行政調査報告を行います。
日程第6 総務委員会の
行政調査報告につい
て
は、本年3月定例会において各
常任委員会に付託いたしました所管事項に係る先進都市等の調査につきまして、総務委員長から議長宛てに報告書が提出され、各議員に配付いたしております。これをもって報告に代えることといたしますので、御了承を願います。
次に、
常任委員会の中間報告を行います。
日程第7 総務委員会の中間報告について
を議題とし、総務委員長の報告を求めます。
8 ◯ 総務委員長(川下高広君)(登壇)
おはようございます。
総務委員会の中間報告書を読み上げて報告とさせていただきます。
令和4年3月定例会以降における本委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。
4月13日に、本市における
ふるさと納税の現状について、担当課より取組体制や手続等の流れについて説明を受けました。あわせて、今後の委員会の取組について協議を行い、他の自治体の現状を知るために行政調査及び市内関係事業者から意見集約を行うこととしました。
5月12日に、
ふるさと納税の取組について、佐世保市と波佐見町へ行政調査を行い、本市にとって大変参考になる情報を得ることができました。
この件につきましては別途
行政調査報告において詳しく記載しておりますので、御覧いただきたいと思います。
引き続き調査を行い、
ふるさと納税に関する効果的な提言へつなげることといたします。
以上、総務委員会の中間報告といたします。
9
◯ 議長(
谷口一星君)
委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。
(川下総務委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの総務委員長の中間報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、総務委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
次に、
特別委員会の中間報告を行います。
日程第8
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会
の中間報告について
を議題とし、
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の報告を求めます。
10 ◯
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長(宮本啓史君)(登壇)
おはようございます。
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告をいたします。
令和4年3月定例会以降における本
特別委員会の活動経過について、下記のとおり報告いたします。
5月10日及び5月27日に委員会を開催し、議会と市との意識共有を目的として、理事者から
鷹島海底遺跡に係るこれまでの取組や現況、令和4年度の事業計画等について説明を受け、今後の委員会活動について協議を行いました。
委員からは、松浦市歴史観光推進協議会との連携や国や県への要望活動を積極的に行うことなどの意見が出され、委員会として取り組むことにいたしました。
その上で、6月6日に松浦市歴史観光推進協議会が
長崎県知事に対して実施した
鷹島神崎遺跡の保存と活用についての要望活動に同行し、意見交換を行いました。
今後も行政と民間と連携しながら、本
特別委員会の活動を進めてまいりたいと考えております。
以上、
鷹島海底遺跡保存活用
特別委員会の中間報告といたします。
11
◯ 議長(
谷口一星君)
委員長報告に対する質疑は、質問通告があっておりませんので、質疑なしと認めます。
(宮本
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長 降壇)
お諮りいたします。
ただいまの
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の報告については、これを了承することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、
鷹島海底遺跡保存活用特別委員長の中間報告については、これを了承することに決しました。
次に、市長提出の諸事項報告を行います。
日程第9 報告第2号 令和3年度松浦市一
般会計予算繰越の報告について
及び
日程第10 報告第3号 令和3年度松浦市水
道事業会計予算繰越の報告につい
て
の2件を一括して議題とし、理事者の報告を求めます。
12 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)
報告第2号「令和3年度松浦市一般会計予算繰越の報告について」御説明いたします。
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、令和3年度松浦市一般会計予算の繰越について報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
令和3年度松浦市一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。
繰り越した事業は全部で29件でございます。そのうち、令和4年1月20日に専決処分をしました補正予算(第14号)において1件、2月10日に専決処分をしました補正予算(第16号)において1件、3月議会の補正予算(第17号)において残りの27件、それぞれ繰越明許費の議決をいただいていたものでございます。
款、項、事業名を御報告いたしますが、金額欄以降は記載のとおりということで読み上げを省略させていただきます。
なお、金額欄につきましては予算に定めた繰越明許費の金額でございます。これは限度額でありまして、翌年度繰越額というものが実際に令和4年度に繰り越した金額でございます。
それでは、御報告いたします。
2款.総務費、1項.総務管理費、国土調査事業。
同3項.戸籍住民基本台帳費、社会保障・税番号制度システム改修事業。
3款.民生費、1項.社会福祉費、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業。
同2項.児童福祉費、
子育て世帯への臨時特別給付金給付事業。
4款.衛生費、1項.保健衛生費、
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業及び
新型コロナウイルスワクチン接種事業。
6款.農林水産業費、1項.農業費、農業水路等長寿命化・防災減災事業、農村地域防災減災事業及び緊急地すべり等保全対策事業。
同2項.林業費、自然災害防止事業。
7款.商工費、1項.商工費、新型コロナウイルス感染拡大防止営業時間短縮協力金事業。
8款.土木費、2項.道路橋りょう費、国県道整備事業、市道維持補修事業、市道側溝整備事業、橋梁長寿命化事業。
次のページをお願いいたします。
市道西木場女山線改良事業、通学路安全対策事業及び市道法面・落石対策事業。
同3項.河川費、滑栄地区環境整備事業。
9款.消防費、1項.消防費、防災行政無線施設整備事業。
10款.教育費、2項.小学校費、
鷹島小学校校舎解体事業、
今福小学校校舎大規模改修事業及び新型コロナウイルス対策事業の学校保健特別対策事業。
同3項.中学校費、鷹島中学校普通教室棟解体事業及び新型コロナウイルス対策事業の学校保健特別対策事業。
11款.災害復旧費、1項.農林水産施設災害復旧費、農地農業用施設災害復旧費。
同2項.公共土木施設災害復旧費、災害応急対策費、過年発生公共土木施設災害復旧費及び公共土木施設災害復旧費、以上を繰り越しております。
合計でございますが、繰越明許費の金額16億7,413万円に対しまして、実際に翌年度に繰り越した額は15億4,001万5,000円でございます。
以上、御報告いたします。よろしくお願いいたします。(降壇)
13 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
報告第3号「令和3年度松浦市水道事業会計予算繰越の報告について」御説明を申し上げます。
地方公営企業法第26条第3項の規定に基づきまして、令和3年度松浦市水道事業会計予算の繰越について御報告するものでございます。
次のページをお願いいたします。
令和3年度松浦市水道事業会計予算繰越計算書でございます。
地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額でございます。
1款.資本的支出の1項.建設改良費で2本ございます。
令和3年度市道清水川高野線送配水管移設工事と令和3年度市道坂野線配水管移設工事でございます。清水川が2,210万円、坂野が500万円でございます。全額を繰越で、内容につきましては記載のとおりでございます。
以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。(降壇)
14
◯ 議長(
谷口一星君)
理事者の報告が終わりました。
それでは、日程第9.報告第2号及び日程第10.報告第3号の2件について質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
報告第2号及び報告第3号の2件については、
地方自治法施行令第146条第2項、
地方公営企業法第26条第3項及び
地方自治法第180条第2項の規定に基づき、それぞれ報告されたものでありますので、先ほどの報告によって御了承を願います。
次に、
市長提出案件の上程・説明・審議を行います。
日程第11 議案第52号 専決処分の承認につ
いて(松浦市税条例等の一部改正
について)
から
日程第13 議案第54号 令和4年度松浦市一
般会計補正予算(第2号)
までの以上3件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
15 ◯ 税務課長(宮崎直人君)(登壇)
議案第52号「専決処分の承認について」御説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
提案理由でございますが、
地方税法等の一部を改正する法律(令和4年法律第1号)が令和4年3月31日に公布され、令和4年4月1日から施行されたことに伴い、松浦市税条例等の一部を改正し、公布したものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第5号、松浦市税条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分するとしたものでございます。
専決の期日は令和4年5月11日でございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市税条例等の一部を改正する条例。
第1条及び第2条より松浦市税条例等の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、新旧対照表を御覧ください。
改正箇所のうち、法改正による参照条項のずれや語句の修正など軽微なものについては、説明を省略させていただきます。
第1条による松浦市税条例の一部改正でございます。
第18条の4は、固定資産課税台帳等に記載されている事項についての証明書の閲覧または交付をする場合に、登記所からの市長への通知に係るものの住所があるときは、当該住所に代わる事項を記載した固定資産課税台帳等の閲覧または証明書を交付しなければならないとする法律改正に伴う改正でございます。
第33条第4項、新旧対照表2ページになりますが、同条第6項は、上場株式等に係る配当所得について、課税方式を所得税と一致させる等、所要の措置を講じるもので、総合課税または分離課税を確定申告書の記載によってのみ適用する規定に改めるものでございます。
4ページをお願いいたします。
第34条の7第1項第1号オは、平成26年度から7年を経過したことによります削除規定でございます。
第34条の9第1項は、総合課税または分離課税がある場合の特別徴収税額を確定申告書の記載によって行うとするものでございます。
5ページから6ページにかけまして、第36条の2第1項ただし書は、公的年金等受給者の住民税申告義務に係る規定の整備でございます。
7ページ、第36条の3の2及び、8ページになります第36条の3の3は、給与所得者または公的年金等受給者が、退職手当等に係る所得を有する一定の配偶者等がある場合には、給与所得者の扶養親族等申告書または公的年金等受給者の扶養親族等申告書に当該配偶者の氏名を記載する等、所要の措置を講じるものでございます。
10ページをお願いいたします。
第73条の2及び第73条の3は、固定資産課税台帳の閲覧または記載されている事項についての証明書を交付する場合に、記載されている住所が明らかにされることにより人の生命または身体に危害を及ぼすおそれがあると認められる場合は、その他閲覧または交付が適当でないと認められる場合には一定の措置を講ずることができるものとするものでございます。
附則第7条の3の2第1項は、住宅借入金等特別税額控除について、適用期限を令和20年度分の市県民税並びに居住年が令和7年であるものまで延長するものでございます。
附則第10条の2は、法改正による項ずれと、14ページになりますが、新たに第25項として、特定都市河川浸水被害対策法の規定により指定された貯留機能保全区域内にある土地について、固定資産税の課税標準の価格に4分の3を乗じて得た額とする規定を追加するものでございます。
附則第10条の3第9項は、省エネ改修工事を行った住宅に係る特例の拡充に伴う改正でございます。
15ページから16ページにかけまして、附則第12条第1項は、令和4年度に限り商業地等に係る課税標準額の上昇幅を2.5%とするものでございます。
16ページから18ページにかけまして、附則第16条の3第2項は、上場株式等に係る配当所得等について、課税方式を所得税と一致させる等、所要の措置が講じられたことから、申告分離課税を所得税での適用がある場合に限り適用する改正でございます。
21ページ及び22ページの附則第20条の2第4項及び附則第20条の3第4項は、申告方式の選択に係る規定の整備でございます。
24ページをお願いいたします。
現行の附則第26条は、住宅借入金等特別税額控除の延長、見直しに伴い、
新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別控除の特例関係を削除するものでございます。
25ページをお願いいたします。
第2条による松浦市税条例等の一部を改正する条例の一部改正でございます。
令和3年改正条例第1項の中で、法改正に合わせ扶養親族等申告書の規定の整備を行っております。
以上が新旧対照表による改正本文の御説明でございます。
最後に、施行期日等につきまして改正本文の附則を御覧ください。
附則第1条にありますとおり、この条例は、公布の日から施行し、令和4年4月1日から適用しておりますが、以下の各号にお示ししておりますとおり、改正箇所によりまして順次施行する内容となっております。
続く附則第2条から第4条までは、納税証明書、市民税、固定資産税に関する経過措置を規定いたしております。
以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。
続きまして、議案第53号「専決処分の承認について」の御説明をいたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
提案理由でございますが、
地方税法施行令等の一部を改正する政令(令和4年政令第133号)が令和4年3月31日に公布され、令和4年4月1日から施行されたことに伴い、松浦市国民健康保険税条例の一部を改正し、公布したものでございます。
次のページをお願いいたします。
専決第6号、松浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり専決処分するとしたものでございます。
専決の期日は令和4年5月11日でございます。
次のページをお願いいたします。
松浦市国民健康保険税条例の一部を改正する条例。
松浦市国民健康保険税条例の一部を次のように改正するものでございます。
改正内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、新旧対照表を御覧ください。
第2条第2項は、国民健康保険税のうち基礎課税額について、課税限度額を「63万円」から2万円引き上げて「65万円」に改めております。
第2条第3項は、後期高齢者支援金等課税額について、課税限度額を「19万円」から1万円引き上げて「20万円」に改めております。
これは課税総額を拡大することにより、被保険者の所得に対して課税する所得割の税率の伸びを抑制することを目的といたしております。
第23条第1項は、国民健康保険税の世帯別平等割及び被保険者別均等割の軽減についての規定で、課税限度額を第2条の改正に伴い改めております。
附則第2項は規定の整備でございます。
改正本文にお戻りいただきまして、附則でございます。
附則第1項、この条例は、公布の日から施行し、改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、令和4年4月1日から適用する。
第2項、この条例による改正後の松浦市国民健康保険税条例の規定は、令和4年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和3年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるといたしております。
以上でございます。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。(降壇)
16 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)
議案第54号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第2号)」について御説明いたします。
令和4年度松浦市の
一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,481万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ180億6,881万9,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1表 歳入歳出予算補正でございます。
まず、歳入でございますが、14款.国庫支出金、2項.国庫補助金に3,481万円を追加するものでございます。
歳入合計でございますが、3,481万円を追加いたしまして、合計を180億6,881万9,000円とするものでございます。
次に、歳出でございます。
3款.民生費、2項.児童福祉費に3,481万円を追加するものでございます。
歳出合計でございますが、3,481万円を追加いたしまして、合計を180億6,881万9,000円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書により御説明いたします。
恐れ入りますが、3ページをお願いいたします。
歳入でございます。
14款2項2目.民生費国庫補助金につきまして、2節.児童福祉費補助金に
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金3,481万円を追加するものでございます。
次に、歳出でございますが、歳出の内訳につきましては、本日お配りしております参考資料により事業担当課から御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。(降壇)
17 ◯ 子育て・こども課長(土谷由子君)(登壇)
歳出は予算書4ページから5ページでございますが、内訳につきましては本日お配りしております参考資料により御説明をいたします。
議案第54号参考資料1ページをお願いいたします。
低所得の
子育て世帯に対する
子育て世帯生活支援特別給付金支給事業につきまして御説明いたします。
本事業は、長期化する
新型コロナウイルス感染症の影響により、
子育て世帯の雇用動向が悪化し、また、失業や収入減少及び食費等の物価高騰に直面する中で、子育ての負担を担う低所得の
子育て世帯は心身等に特に大きな困難を抱えているという実情を踏まえ、それらの世帯の
生活支援を行う観点から特別給付金を支給するというものでございます。
予算概要でございますが、3款2項7目.
子育て世帯生活支援特別給付金給付費といたしまして、
ひとり親世帯分の2,019万5,000円と、その他の
子育て世帯分1,461万5,000円、合わせて3,481万円の増額をお願いするものでございます。
まず、本事業の
ひとり親世帯分といたしましては、支給対象者を1)令和4年4月分の児童扶養手当受給者、2)公的年金等の受給により児童扶養手当の支給を受けていない者、これには所得制限がございます。3)
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当受給者と同水準となっている者に対して、児童1人当たり一律5万円を支給するというものでございます。
1節.報酬から3節.職員手当等、4節.共済費、8節.旅費につきましては、担当する会計年度任用職員等の人件費に係るものです。
10節.需用費、11節.役務費は、給付案内などの発送に係る費用でございます。
詳細は記載のとおりでございます。
参考資料2ページをお願いいたします。
18節.負担金、補助及び交付金1,800万円につきましては、
ひとり親世帯の対象児童を合計360人と見込んだ給付の総額でございます。
次に、参考資料2ページから3ページにかけてですが、その他の
子育て世帯分といたしましては、支給対象者を1)令和4年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の受給者であって、令和4年度分の住民税均等割が非課税である者、2)対象児童の養育者であって、かつ、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、令和4年度分の住民税均等割が非課税である者と同様の事情にあると認められる者に対し、児童1人当たり一律5万円を支給するというものでございます。
3節.職員手当等及び8節.旅費につきましては、担当する職員等の人件費、研修費に係るもの、10節.需用費及び11節.役務費は給付案内などの発送に係る費用でございます。
詳細は記載のとおりでございます。
参考資料3ページをお願いいたします。
12節.委託料は給付金支給対象者の抽出のためシステム改修業務に係る費用、18節.負担金、補助及び交付金1,350万円につきましては、その他の
子育て世帯分の対象児童を270人と見込んだ給付の総額でございます。
財源につきましては、
ひとり親世帯分、その他の
子育て世帯分、どちらも
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金でございます。
説明は以上でございます。御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
18
◯ 議長(
谷口一星君)
理事者の説明が終わりました。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時12分 休憩
───────── ◇ ─────────
午前11時20分 再開
19
◯ 議長(
谷口一星君)
再開いたします。
休憩前に引き続き、会議を開きます。
ここでお諮りいたします。
日程第11.議案第52号から日程第13.議案第54号までの以上3件については、会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う者あり〕
御異議なしと認めます。よって、日程第11.議案第52号から日程第13.議案第54号までの以上3件については
委員会付託を省略することに決しました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第11.議案第52号から日程第12.議案第53号までの2件について質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第13.議案第54号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第2号)」について質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
これより一括して討論を行います。ありませんか。──なければ、討論を終結し、採決いたします。
まず、日程第11.議案第52号「専決処分の承認について(松浦市税条例等の一部改正について)」及び日程第12.議案第53号「専決処分の承認について(松浦市国民健康保険税条例の一部改正について)」の2件を採決いたします。
議案第52号及び議案第53号について、これを承認することに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第52号及び議案第53号については、これを承認することに決しました。
次に、日程第13.議案第54号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第2号)」を採決いたします。
議案第54号について原案のとおり決するに賛成諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
挙手全員であります。よって、議案第54号については原案のとおり可決されました。
次に、
市長提出案件の上程・説明・質疑・主管
委員会付託を行います。
日程第14 議案第55号 令和4年度松浦市一
般会計補正予算(第3号)
から
日程第22 議案第63号 財産の取得について
まで、以上9件を一括して議題とし、理事者の説明を求めます。
20 ◯ 総務課長(山田一洋君)(登壇)
議案第55号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第3号)」について御説明いたします。
令和4年度松浦市の
一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,165万4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ181億5,047万3,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(債務負担行為)
第2条
地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」によるものでございます。
(
地方債の補正)
第3条
地方債の変更は、「第3表
地方債補正」によるものでございます。
今回の補正の主なものといたしましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、
宿泊キャンペーン支援事業や、
松浦魚市場PR事業、農産物等販売
支援事業などに係る
関係予算を計上しております。
このほか、人件費につきましては人事異動等に伴う調整を行うものでございます。
なお、債務負担行為につきましては、福島地区フィーダー路線運行費補助金について設定するものでございます。
次のページ以降に関係書類を添付いたしておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
21 ◯ 水産課長(戸塚 悟君)(登壇)
議案第56号「令和4年度松浦市
松浦魚市場特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和4年度松浦市の
松浦魚市場特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億3,314万4,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
今回の補正の主な内容については、一般会計繰入金の計上及び魚市場の情報発信体制を強化するため、PR動画等の作成に伴う委託料の増でございます。
次のページ以降に関係書類を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
22 ◯ 地域経済活性課長(山口玲子君)(登壇)
議案第57号「令和4年度松浦市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。
令和4年度松浦市の工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,520万円を追加し、歳入歳出予算総額を歳入歳出それぞれ1億3,335万9,000円とするものでございます。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。
(
地方債)
第2条
地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる
地方債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表
地方債」によるものでございます。
今回の補正は、昨年8月の大雨により被災した
東部工業団地のり面の復旧工事に係る費用につきまして、予算の補正をお願いするものでございます。
当該被災箇所につきましては、令和3年度、復旧工事を予定しておりましたが、被災範囲が広範囲にわたることが判明し、のり面全体の根本的な復旧工事が必要となったことから、令和3年度中で当該復旧工事につきまして基本設計を行いました。今回この設計に基づいた復旧工事費用の予算をお願いするものでございます。
次のページ以降に事項別明細書を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願いいたします。(降壇)
23 ◯ 上下水道課長(近藤寿一君)(登壇)
議案第58号「令和4年度松浦市水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
第1条 令和4年度松浦市の水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和4年度松浦市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入につきましては、第1款.水道事業収益を56万4,000円減額し、計を5億8,810万7,000円といたします。これは第2項の営業外収益でございます。
支出ですが、第1款.水道事業費、これは697万7,000円を増額し、計を6億4,965万1,000円といたします。これも第1項の営業費用でございます。
次ページをお願いいたします。
第3条 予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。
第1号の職員給与費でございまして、697万7,000円を補正いたしまして、計を1億1,563万6,000円とするものでございます。
第4条 予算第7条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額「242,765千円」を「242,201千円」に改めるものでございます。
今回の主な補正につきましては、収入は一般会計からの補助金の減額、支出は人事異動に伴う人件費の増でございます。
次ページ以降に関係書類をつけておりますので、御参照いただきまして御審議方よろしくお願いいたします。
続きまして、議案第59号「令和4年度松浦市下水道事業会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。
第1条 令和4年度松浦市の下水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるものでございます。
第2条 令和4年度下水道事業会計予算第2条に定めた業務の予定量を次のように改めるものでございます。
第4号、(イ)公共下水道整備事業といたしまして23万7,000円を減額し、計を2億931万9,000円といたします。
第3条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入につきましては、第1款.下水道事業収益を890万円減額し、計を3億1,868万3,000円といたします。これは第2項の営業外収益でございます。
支出ですが、第1款.下水道事業費用を890万円減額し、計を3億309万円といたします。これは第1項の営業費用でございます。
次のページをお願いいたします。
第4条 予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。
収入ですが、第1款.資本的収入といたしまして23万7,000円を減額し、計を2億6,947万9,000円といたします。これは第2項の補助金でございます。
支出ですが、第1款の資本的支出を23万7,000円減額し、計を3億8,831万3,000円といたします。これは第1項の建設改良費でございます。
第5条 予算第9条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。
1号の職員給与費を913万7,000円減額し、計を3,499万円とするものでございます。
第6条 予算第10条中一般会計からこの会計へ補助を受ける金額「224,033千円」を「214,896千円」に改めるものでございます。
今回の主な補正につきましては、人事異動等に伴う人件費の減によるものでございます。
次ページ以降に参考資料をつけておりますので、御参照いただきまして御審議方よろしくお願いいたします。(降壇)
24 ◯ 防災課長(浜崎孝裕君)(登壇)
議案第60号「松浦市防災行政無線整備工事請負契約の変更について」御説明申し上げます。
令和2年12月16日、請負契約を締結した松浦市防災行政無線整備工事について、下記のとおり請負契約の内容を変更したいので、松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
契約の目的につきましては、松浦市防災行政無線整備工事でございます。
請負金額につきましては、6億500万円を6億291万円に変更するものでございます。
契約の相手方につきましては、NEC・九電工特定建設工事共同企業体。代表構成員、長崎県長崎市万才町7-1、日本電気株式会社長崎支店支店長、木村雅晴氏。構成員、長崎県松浦市志佐町浦免199-13、株式会社九電工松浦営業所所長、川久保俊一氏でございます。
提案の理由でございますが、工事内容の変更に伴い契約を変更するものでございます。
次のページをお願いいたします。
関係資料としまして、変更仮契約書の写しを添付しております。
次のページをお願いいたします。
同じく関係資料としまして、変更理由書を添付しております。
今回の変更の理由につきまして御説明申し上げます。
まず、1点目でございますが、不老山中継局の
太陽光発電設備を廃止したことに伴い、不老山中継局に電力を供給する電源等の設置費を増額。その後、令和3年8月の豪雨により当該電線が被災したことにより、仮設電源整備費を増額するものでございます。
2点目でございますが、戸別受信機の設置予定台数を当初1万1,000台としておりましたが、申込み実績により6,750台となったために、戸別受信機の設置配付に係る費用を減額するものでございます。
説明は以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
25 ◯ 地域経済活性課長(山口玲子君)(登壇)
議案第61号「損害賠償額の決定について」御説明申し上げます。
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。
損害賠償の額を次のとおり決定するものでございます。
1項、損害賠償義務の発生の原因となる事実でございますが、令和4年3月17日午後1時30分頃、松浦市福島町原免で発生した松浦市公用車による公務上の物損事故でございます。
2項、損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。
3項、損害賠償の額は4万4,719円でございます。
なお、今回の事故の責任割合は松浦市が100%でございます。
関係資料といたしまして、事故発生場所の位置図を添付しております。
次のページをお願いいたします。
事故の経緯でございますが、市道土谷鯛の鼻線から旧養源小学校敷地に進入する際、道路に設置された金属手すりの一部に公用車左ドア部を接触させ、手すりの一部に損傷を与えたものでございます。
全庁的に公用車の事故防止に取り組み、日頃から安全運転の注意喚起を行っている中でこのような事故を発生させてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今後さらに安全運転意識の高揚を図るとともに、運転前の注意喚起など事故防止の徹底に努めてまいります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
26 ◯ 消防長(辻 昇一君)(登壇)
議案第62号「損害賠償額の決定について」御説明申し上げます。
地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
損害賠償の額を次のとおり決定するものでございます。
損害賠償義務の発生の原因となる事実でございますが、令和4年2月16日午前9時頃、松浦市志佐町庄野免268番地3(松浦市消防本部敷地内)で、救助訓練中において消防本部所有の体育マットが強風で飛ばされたことにより発生した車両の損傷事故でございます。
損害賠償の相手方につきましては、記載のとおりでございます。
損害賠償の額については、20万266円でございます。
次のページをお願いいたします。
関係資料といたしまして、事故発生場所の位置図を記載いたしております。
事故の経緯につきましては、消防署訓練場において、救助訓練中に使用する体育マット2枚を屋外に広げて置いていたところ、強風に飛ばされた体育マット1枚がホース洗い場を挟んだ9メートル先の駐車場に駐車していた車両の後部に接触したことによるものでございます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。(降壇)
27 ◯
会計管理者(星野真嗣君)(登壇)
議案第63号「財産の取得について」御説明いたします。
松浦市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、下記のとおり財産を取得することについて、議会の議決を求めるものでございます。
取得する財産は、災害対応特殊救急自動車。
契約予定金額は、1,866万7,000円でございます。
契約の相手方、長崎県佐世保市江迎町埋立2番24、福岡トヨタ自動車株式会社長崎トヨタ北松店店長、古川正勝氏。
契約の方法は、指名競争入札でございます。
提案理由でございますが、老朽化した災害対応特殊救急自動車を新規車両へ更新するため、本案を提出するものでございます。
次ページ以降に、物品売買仮契約書などの関係資料を添付しておりますので、御参照の上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。(降壇)
28
◯ 議長(
谷口一星君)
以上で理事者の説明が終わりました。
これより議案質疑に入りますが、質疑に当たっては簡潔明瞭に、また、議題以外の問題、あるいは賛成・反対を表明するなど自己の意見は避けていただき、できるだけ事項に関する根本となる内容など大綱的に質疑し、細部にわたっての審査は各
常任委員会に一任することとなりますので、議事進行に御協力をお願いいたします。
それでは、議事の整理上、まず、日程第14.議案第55号「令和4年度松浦市
一般会計補正予算(第3号)」について質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第15.議案第56号から日程第18.議案第59号までの補正予算4件について一括して質疑を行います。
29 ◯ 10番(武辺鈴枝君)
議案第56号「令和4年度松浦市
松浦魚市場特別会計補正予算(第1号)」についてちょっとお尋ねをしたいんですが、一般会計から1,000万円繰り入れて、新型コロナウイルス対策費として委託料で950万円、PR動画等作成委託料となっていますが、何をもってこのPR動画の委託料が新型コロナウイルス対策費となっているのか、1,000万円繰り入れて、950万円ほどのかなりの金額のPR動画についてどういうものなのかをお示しいただきたいと思います。
30 ◯ 水産課長(戸塚 悟君)
お答えします。
今回の事業については、
新型コロナウイルス感染症の影響による地域経済の活動回復に向け、「
アジフライの聖地 松浦」の取組の拠点の一つである再整備された魚市場のためのPR動画、パネル等の作成、説明用ブース、魚市場への「新しい生活様式」に対応した展示スペースの設置を県立大学と連携して行って、さらなる情報発信体制の強化を行うことを目的にして本市の誘客の促進を図り、さらに、
EU-HACCP等を広く周知するためにPR活動を実施するという目的でやっております。
今回、PR動画というのは、主に魚市場に来られた方、一般の観光客を含めたいろんな方に対して、今現在たくさん来られているんですけど、しけとかがあって、なかなか会場をうまく誘導できなかったりしているというところがありまして、もっとこういった魚市場を広く一般の方に知っていただく、さらには業界の方にも
EU-HACCPを広く知っていただくというところを目的に、今回の交付金を活用して実施していくということで計上しております。
以上です。
31 ◯ 10番(武辺鈴枝君)
この委託先については、どういうふうに考えていらっしゃるんですかね。入札等々を考えていらっしゃいますか。
32 ◯ 水産課長(戸塚 悟君)
現在、入札を含めて検討しているところでございます。入札なり、どういったところがあるのか検討している段階です。
33
◯ 議長(
谷口一星君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第19.議案第60号について質疑を行います。ありませんか。──なければ、次に、日程第20.議案第61号及び日程第21.議案第62号までの2件について質疑を行います。ありませんか。
34 ◯ 10番(武辺鈴枝君)
議案第62号「損害賠償額の決定について」なんですが、要するに、消防署の中で救助訓練をやり、その置いといた体育マットが消防署の職員の車に当たってということですね、車両損傷事故というのは。そういう理解でいいですか。
35 ◯ 消防長(辻 昇一君)
そのとおりでございます。
36 ◯ 10番(武辺鈴枝君)
いやいや、この損害賠償はせんばことせんばとですけどね、何かこう不思議な話だなと思ったのは私だけですかね。
もう一つ、この体育マット1枚が9メートル先まで飛んだというところが、今後ちょっと考えてもらわんばいかんことかなと思うんですよね。これはかなりの重さになるんだろうと思いますし、こんなものが9メートル先まで、幾ら強風と言ったって、飛ばす状況に置いといたというところ、車の傷を直すのとはまた別の論点ということになると思うんですけども、そっちのほうについて消防署内ではどういうふうな、いろんな話合いがあったでしょうから、今後の善後策というのはどういうふうに図られましたか。
37 ◯ 消防長(辻 昇一君)
今回の事故におきましては、気象条件としまして強風が10メートル吹いております。消防署、御存じのとおり海岸沿いにございます。そういうところで風が強い状況でございます。
状況といたしまして、訓練棟が2棟ありまして、その合い中に、中間のところにその体育マットを置いておりましたけれども、体育マットにつきましては通常使われている体育マットで、重さとしては10キロほどの体育マットになっております。
そういうところで、通常、訓練を行う前には施設等の点検を行いながら、安全管理を図りながら行っておりますけれども、今後、気象条件も含めた形の中で、事前点検をしっかり図りながら安全確保対策を取り、再発防止に努めたいと考えているところでございます。
38
◯ 議長(
谷口一星君)
ほかにありませんか。──なければ、次に、日程第22.議案第63号について質疑を行います。ありませんか。──なければ、質疑をとどめます。
これより
市長提出案件の主管
委員会付託を行います。
日程第14.議案第55号から日程第22.議案第63号までの以上9件を、配付いたしております
委員会付託一覧表のとおり、それぞれ所管の委員会へ審査を付託いたします。
次に、陳情の受理報告を行います。
日程第23.陳情第1号から日程第25.陳情第3号まで、以上3件を受理いたしておりますので、各議員に参考のため配付いたしております。
以上で本日の日程を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。
午前11時52分 散会
───────── ◇ ─────────
この会議録の全ての著作権は松浦市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。
Copyright (C) MATSUURA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....